兵庫県で帰化申請を行う際には、申請者の住民票に記載されている住所地を管轄する法務局の国籍課で手続きを行う必要があります。事前面談も必要ですので、資料は必ず漏れが無いように準備しましょう。

兵庫県での帰化申請手続きの流れ

1. 管轄の法務局での相談予約

帰化申請は、お住まいの地域を管轄する法務局で行います。兵庫県にお住まいの場合、神戸地方法務局が主な窓口となります。まずは、事前相談の予約を電話で行ってください。

なお、相談は予約制となっており、混雑状況により予約から相談日まで数週間かかる場合があります。

2. 必要書類の収集と作成

帰化申請に必要な書類は、申請者の国籍、職業、家族構成などによって異なります。一般的には以下のような書類が必要です：

• 帰化許可申請書

• 履歴書

• 親族の概要を記載した書類

• 帰化の動機書

• 生計の概要を記載した書類

• 納税証明書

• 住民票の写し

• 本国の戸籍謄本や出生証明書（翻訳付き）

• 勤務先の給与明細や在職証明書

書類の準備には時間がかかるため、早めに取り掛かることをおすすめします。また、必要書類の詳細については、初回相談時に法務局で確認してください。

3. 書類の提出と面接

必要書類が揃ったら、法務局に予約の上、申請を行います。申請後、書類の点検が行われ、問題がなければ受理されます。その後、約2〜3ヶ月後に法務局から面接の案内があります。面接では、提出した書類の内容に基づいて質問がされますので、内容をよく把握しておきましょう。

4. 審査と結果通知

申請から許可までの期間は、通常6ヶ月から1年程度です。審査の結果、帰化が許可された場合は官報に告示され、法務局から申請者に通知があります。不許可の場合も同様に通知されます。

帰化申請のポイント

• 早めの準備：必要書類の収集には時間がかかるため、早めに取り掛かることが重要です。

• 正確な情報提供：申請書類や面接での回答は、正確かつ一貫性のある情報を提供することが求められます。

• 専門家への相談：手続きに不安がある場合は、行政書士などの専門家に相談することも検討してください。

兵庫県での帰化申請について、さらに詳しい情報や個別の相談を希望される場合は、神戸地方法務局に直接お問い合わせください。また、法務省の公式サイトにも帰化手続きに関する情報が掲載されていますので、参考にしてください。